不動産売却コラムCOLUMN

空き家の片づけで高く売る!不動産売却の成功法とは

空き家になった実家を売却する時、「事前に片付けが必要なのか?」「片付けはどのように進めれば良いのか」「いつまでに片づければいいのか?」分からない事が次々に出てくるかと思います。

実は不用品を置いたままでは査定額に影響が出て家は高く売れない可能性があります。

そこで今回は、空き家になった実家を売却前に片付ける必要性や、査定への影響、片付けをスムーズに行うためのポイントを解説します。空き家について悩んでいる方はぜひ最後までご覧ください。

1.片付けをしないままで売却できる?

空き家になった実家の片付け。査定に影響はある?

結論、空き家になった家の中の物を処分しないまま売却することは可能ですが、不用品が残ったままでは査定への影響やトラブルの原因にもなるため、あまりおすすめはできません。

しかし、空き家をきれいに片付けることで状態を改善することができます。掃除や整理整頓、不要な物の処分をしたり必要な修繕や補修を行ったりすることで空き家の印象が良くなり、査定額にも良い影響を与えることができます。

2.なぜ売却前に片付けした方がいいのか

査定の時にマイナス評価になる

家財道具や荷物が多く残っている状態で査定に出すと、「不用品の処分費用」を査定額に含まれて算出されます。

「家財道具を置いたままでもいいです」という不動産会社がありますが、買い手が見つかると引渡しまでに不動産会社が不用品として処分するので、その分がマイナス評価になります。

実際に不用品処分にいくらかかるかは分からないので、この費用が多く見積もられる可能性があります。自分で業者を手配して処分していたら 20 万円で済んでいたはずなのに、片付けずに査定したら 50 万円もマイナス評価にされていたということも起こりえます。

自分で片付ければ、費用はほとんどかからないので少しでも高く売却するためには、手間がかかっても査定前に片付けておくことがポイントです。

内覧時にマイナスイメージを与えてしまう

物件を購入する際は、内覧をしてから購入します。内覧する際に荷物が多いと部屋が狭く見えてしまいます。

いくら室内が整理されている状態であったとしても、家具などが残った状態の家と、何もない状態の家を比較すると、何もないほうが部屋全体は広く見えます。

また、部屋に不用品が多く残っていると、「家具で壁の傷や雨漏りなどを隠しているのではないか。」と思われて、良い印象を持たれなくなってしまうことも考えられます。

片付けを済ませて部屋をすっきりした状態にしておくと、空き家そのものの魅力も伝わり購入希望者の購買意欲を掻き立てやすくなります。

3.片付けの注意点

こんな査定書はダメ!!不動産売却で見るべきポイントを徹底解説

時間がかかる

親族が亡くなることはショックが大きいものになります。実家を片付けるときは、ある程度の遺品を処分する必要があります。そのことに罪悪感があって遺品整理が進まないという場合も多いのです。

実家に住んでいなかった方が片付けるとなると、どこに何があるかわからない状態なので色々な思い出の品が出てきて感傷に浸ったりと、思っている以上に時間がかかります。

その家や家族の状況によって異なりますが、一般的に、部屋の数や広さ、物の量、どれだけ汚れているかなど多くの要因が関係し、家族が協力的であれば時間は短縮できることもあります。

親族間のトラブルが起こりやすい

先程、片付けには時間がかかるとお話ししましたが、時間がかかればかかるほど親族同士でトラブルも起きやすくなります。これまで仲の良い関係性であっても、実家の片付けで亀裂が入ってしまうこともあるので注意が必要です。

自分 1 人であれば自分の都合ですべて決められますが、兄弟姉妹や親戚が加わると分担して片付けられる反面、思うように作業が進まない事もあります。例えばお互いのスケジュールが合わなかったり、自分は不用品と思っても他の人は貴重品と思っていたりすることもあります。

仕事が忙しいだろうから良かれと思って片付けをしたにもかかわらず、「勝手に片付けた」と言われたりするもあります。手分けしてするのか、誰かに一任するのか、事前にしっかり話し合って後でも揉めないように対処しておく必要があります。

4.片付けの方法

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実際に実家を片付けようと思った時にできる方法として、自分たちで片付けを行う方法と、業者に片付けを依頼する方法があります。片付ける量や状況によっては、業者に依頼するというのも一つの手段になります。

空き家の売却にあたりどのように片付けを進めていくべきかご紹介します。

①自分たちで片付けを行う

思い出や両親の想いを大切にしながら自分たちで一つ一つ片付けることができるので親が亡くなった悲しみや、思い出の詰まった実家を売却することへの寂しさを受け入れることができます。

他人が入らないので、プライバシーが守られ形見分けがしやすいです。何といってもすべて自分たちで片づけるとなると費用の節約ができます。ただ、体力的・精神的な負担や、親族間のトラブルの可能性、時間がかかることにも注意が必要です。

②自治体に依頼する

自治体にあるクリーンセンターや廃棄物処理場などに直接不用品を持ち込んで処分するという方法があります。業者に依頼する際と比較すると安くなるという特徴があります。

自治体に依頼する場合は、大量のごみや不用品をまとめて処分することができますが、自治体によって手数料や処分できるものが変わるので、不用品の処分を検討している方は、一度各自治体に問い合わせてみると良いかもしれません。

③不用品回収業者に依頼する

時間がない方や片付けの手間を省きたい方は、不用品回収業者に依頼することをおすすめです。

大きい家具であってもスムーズに回収し、2時間から1日程度と比較的短時間で片付けが完了する事が出来ます。少しでも費用を抑えたいと考えているのであれば、簡単に片付けられるごみや不用品に関しては自分で処分するのが良いです。

不用品回収業者の多くは搬出時に使用するトラックの大きさで費用を決めるのが一般的です。中には、回収した当日に高い費用を提示するなどといった、悪質な業者もあるので不用品回収業者に片付けを依頼する際は、しっかりリサーチして依頼する業者を決めることが必要です。

④遺品整理業者に依頼する

空き家となった家を片付ける際は、遺品整理業者に依頼する方法もあります。

遺品整理業者とは、遺族の代わりに遺品整理をしてくれる業者のことです。遺品整理業者に依頼すればスムーズに片付けを進めてくれるだけでなく、「これを残してこれは処分する。」など、適切な判断のもと整理を進めてくれます。

また、業者によっては片付けが全て完了した後に、ハウスクリーニングを実施することもあります。費用の目安としては、金額は 3万円から60 万円と遺品整理業者の場合は部屋の広さで決められることが一般的です。

5.片付けや不用品の目処がついたら査定依頼をする

机上査定と訪問査定の違いは?不動産売却には、どちらも必要です!

実は、不用品が残ったままでも査定することができます。不用品があるままで不動産を売却することはできませんが、処分することが前提であれば不用品があっても査定は可能です。

査定時に不用品が残っていても、価格が下がることはありませんので安心してください。不動産会社には売却時までにはしっかり処分することを伝えるようにしましょう。

まとめ

今回は、売却前に空き家になった実家を片付ける必要性と、査定への影響や、片付けをスムーズに行うためのポイントをお伝えしました。実家を高く売却するためには、必ず片付けをしなければなりません。

家の中の物をそのままにして売ることも可能ですが、マイナスの評価となるので気を付けましょう。しかし、片付けにはとても時間がかかりトラブルが多いのも事実です。

自分たちで片付ける場合は、スケジュールやルールをしっかりと決め、スムーズで円満に片付けられるようにしましょう。

また、費用がかかっても早く売却したい場合や人手が少ない場合は、不用品回収業者や遺品整理業者といった業者に依頼しましょう。まずは、信頼できる不動産会社に相談することをお勧めします。

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