無垢の木に囲まれた暮らし<リノベーション事例>

団地リノベ!!
マンションではなくエレベーターが無い古い団地を、若い夫婦が住むためにリノベーションしました。
団地の間取りは3DK。高度成長期に建てられた団地はリビングという概念が無かったから、ほとんど2DK、3DKです。収納の無い小さな部屋が3部屋。DKは通路としての機能が半分以上。
これを、現在の生活スタイルに合わせるためにフルスケルトンにして、完全オーダーメイドのリノベーションをしました。

まずは、ご夫婦の生活スタイルで中心となるLDKを、その家の中で一番居心地が良い場所へ配置。陽当りの良いバルコニーに隣接させました。いつも明るい気持ちでいられるナチュラルなカフェスタイル。
奥様が家事をするのにも明るい方が気分も晴れやかに♪

鉄筋コンクリートのままだと寒々しいですが、自然素材が和らげてくれます。無垢材をふんだんに使用しているので温かみがありますね。

天然のパイン無垢材でナチュラルなカフェ空間に

 

無垢フローリングは冬場に裸足のまま歩いても、凍えるほど冷たくなりません。
北欧パインのような特に柔らかい針葉樹だとなおさらです。夏場は足の裏が汗ばんでもペチャっとくっつかず、サラサラで快適。一枚一枚表情が違うのは自然素材の特徴です。ところどころに節(フシ)があって雰囲気ありますね。

無垢フローリングは輸入品が多く、時期によって産地が違ったり、船便のロットによって柄や色が変わったりと、常に変化します。
無垢材は品質が常に一定ではないので大手ハウスメーカーや新築マンションでは使いません。大量受注・大量生産には向いていない材料だからです。ひとつずつ仕上げていくリノベーションだからこそ使える材料と言えますね。冬はあったか、夏はさらっと、裸足が気持ちいい天然無垢材「パイン」のフローリング。

 

「限られた空間を少しでも広く使いたい」
「コストは出来るだけ抑えたい」
そこで、天井・壁は解体してコンクリート躯体のままで使っています。梁もボードで囲わずにコンクリートのまま。あえて剥き出しのままで白にペイントしました。
天井裏が無いので照明配線は剥き出しになるので、ライティングレールを使っています。これだと好きな場所に、好きなライトが取り付けできます。
広く開放的に感じる様に、壁・梁はホワイトで統一、天井は落ち着くようにナチュラルに着色。床と天井に挟まれた壁面のホワイトが爽やかです。トーンを少し変えることで柔らかな雰囲気になりますね。
左のアーチはウォークインクローゼット入口。ダイニング壁面はアクセントカラーでペイント。

剥き出しの天井にはライティングレールを設置。好きなライトを自由に取付け出来ます。

 

自宅で仕事出来るようにリビングに作業スペースを取りました。書斎まではいらないけど机は欲しいという方は結構多いです。

デスクはピッタリと納まるように無垢材で造作。ナチュラルな空間に溶け込んでいます。昼間はポカポカ陽当りが良く気持ちいい場所。眺めもいいので気分爽快。雨の日はここに洗濯物が干せるようにしています。共働きだと洗濯物が心配なので室内干し出来るスペースは嬉しいですね。

梁や壁は躯体コンクリート剥き出しのままで、建築当時のコンクリートをそのまま使っていますがラフ仕上げが逆に新鮮でオシャレ。この風合いはリノベーションでしか出せないですね。陽当りの良い場所にデスク。雨の日は洗濯干し場に変わります。

リビングに隣接しているので孤立しません。

造作デスクでスッキリ。コンクリート壁剥き出しがイイ味出してます。

 

人気の対面式キッチン。
団地でもフルリノベーションならキッチンの場所を移動することが可能です(現場により排水管や換気ダクトの性質上出来ない場合もあります)
閉鎖的になりがちなキッチンを開放的で明るく使えるように、吊戸棚はありません。ガスコンロ・シンクの周りは掃除しやすいようにキッチンパネルを貼りました。手元がリビングから見えない高さまで壁を立ち上げています。キッチンはフローリングに合わせた色を選びナチュラルでシンプルに。逆に床は遊び心ある柄にしました。換気ダクトも剥き出しでコストダウン。木目が綺麗なシステムキッチン。天板も木目です。

アクセントカラー壁が優しい風合い。無垢材と合いますね。

壁はコンクリート剥き出し。荒々しい素材を活かし直接ペイント。

 

玄関ドアを開けると、無垢の木に囲まれた優しい玄関ホールがお出迎え。ブルーの壁が鮮やかです。アプローチの壁面には足元灯を埋め込んで躍動感を演出。床・天井・ドア 全て無垢パイン材で統一しているので、ここが団地?と思える空間へと変わりました。

部屋にばかり目が行き、狭くなりがちな玄関ですが、リノベーションで拡張。
シューズインクロークは収納量バツグン。アウトドア用品もココに片付けられます。こういった本当に使うための空間を予め取っておくことが出来るのがリノベの良さ。

使わない部屋より、使える空間を創る!
本当に自分の生活に必要な空間とは何かを考えて創ることが、使いやすさと満足度に繋がります。土間はコンクリート。無垢材とのコントラストが楽しめます。

靴のまま出入り出来るのでアウトドア用品もたっぷり置けます。

ベッドルームは、ホワイトのドアを使い、無垢フローリングで、明るくナチュラルなお部屋になりました。クローゼットもあるので収納には困りませんね。
玄関ホールとベッドルームとの壁には採光窓をつくっています。上部に見える明かり窓は玄関ホールに繋がっています。

無垢材を使ったオリジナル洗面化粧台。ナチュラル仕様

トイレは間接照明で雰囲気を出しました。

 

 

Before 元々は団地の間取りなのでこんな感じ⇩狭いダイニングキッチン

台所と居間に分かれた小さな部屋。昭和を感じます。

 

これを解体していきます。
壁・天井・床など全てを解体撤去。いわゆる「スケルトン」と呼ばれる状態までバラしてコンクリート剥き出しの状態で、一から作ります。

給水、給湯、排水管、電気配線、排気ダクトなど全てをやり直すことは、水漏れや漏電などの事故防止につながり、この先も長く安心して暮らすことが出来ます。

中古物件の場合、既に何十年も使っている配管を残して、この先また何十年もそれを使い続けるのは事故につながる恐れがあるので危険です。
古い物件の場合はスケルトンリノベがお勧めです。コンクリート剥き出しです

スケルトンの状態なので配管取替が可能です。

 

Before(公団タイプの浴室)

After(システムバス)
浴室サイズを拡げることも可能。子どもと一緒に入れます♪

 

種 別  団地
工 期  約2カ月
床面積  67.2㎡
プラン  3DK → 1LDK